「運転免許証を持っていないけれど、マイナンバーカードだけでカードローンに申込できるの?」——免許証を持っていない方や、手元にある本人確認書類がマイナンバーカードのみという方から多く寄せられる疑問です。
結論からお伝えすると、顔写真付きのマイナンバーカード(個人番号カード)は、カードローン申込時の本人確認書類として1点のみで使用できます。プロミス・アコム・アイフル・レイク・SMBCモビット・バンクイック等の主要サービスがマイナンバーカードでの申込に対応しています。
ただし重要な注意点がいくつかあります。「通知カード」は本人確認書類として使用できません。また健康保険証は2025年12月2日以降、本人確認書類として使用できない場合があります。本記事では制度的な事実を正確に整理した上で、マイナンバーカードでお金を借りる方法を解説します。
本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定のサービスへの申込を推奨するものではありません。記載している申込条件・本人確認書類の要件等は変更される場合があります。ご利用前は必ず各公式サイトで最新情報をご確認ください。
マイナンバーカードでお金を借りる前に知るべき基本知識

カードローンの申込にマイナンバーカードを使う前に、制度的な仕組みを正確に理解しておくことが重要です。「マイナンバーを提出すると借金状況が把握される」「審査に不利になる」といった誤解が多いため、事実に基づいた正確な情報を確認しましょう。
マイナンバーカードは本人確認書類として使える
顔写真付きのマイナンバーカード(個人番号カード)は、カードローンをはじめとする金融機関との取引における本人確認書類として利用できます。運転免許証・パスポートと同様に、顔写真付きの公的書類として1点のみで本人確認が完了します。
金融機関が本人確認書類として求めているのは「氏名・住所・生年月日の確認」であり、マイナンバーカードはこれらの情報を1枚で証明できる書類です。運転免許証を持っていない方にとって、マイナンバーカードは最も取得しやすい顔写真付き本人確認書類のひとつです。
個人番号(12桁)は収集されない・審査に影響しない
マイナンバーカードを本人確認書類として提出することを不安に感じる方の多くが、「個人番号(12桁のマイナンバー)が金融機関に知られてしまう」「借金状況がマイナンバーに紐付けられる」という誤解を持っています。
しかし実際には、カードローン申込時にマイナンバーカードを使用する目的は「本人確認」のみであり、12桁の個人番号は収集されません。本人確認として使われるのはカード表面の氏名・住所・生年月日・顔写真の情報のみです。
またマイナンバーカードを提出することによって審査結果に影響することはありません。審査ではカードの種類ではなく、申込者の収入・信用情報・他社借入状況等が判断されます。「マイナンバーカードを使うと審査に不利になる」という心配は不要です。
通知カードは本人確認書類として使用不可
マイナンバー関連の書類には「マイナンバーカード(個人番号カード)」と「通知カード」の2種類があります。この2つを混同しないよう注意が必要です。
| マイナンバーカード(個人番号カード) | 通知カード | |
|---|---|---|
| 外見 | プラスチック製カード・顔写真付き | 紙製・顔写真なし |
| 記載内容 | 氏名・住所・生年月日・顔写真・個人番号 | 氏名・住所・生年月日・個人番号のみ |
| 本人確認書類 | ◎ 1点のみで可 | × 使用不可 |
| 取得方法 | 市区町村窓口で申請 | 2020年5月以降は新規発行終了 |
顔写真がない通知カードは本人確認書類として認められません。通知カードしか持っていない場合は、マイナンバーカードを新たに申請・取得するか、パスポート等の別の顔写真付き本人確認書類を用意する必要があります。マイナンバーカードの申請は市区町村の窓口またはスマートフォンから行えます。
健康保険証は2025年12月以降、使用できない場合あり
これまで多くの方が本人確認書類として使用していた健康保険証ですが、2025年12月2日以降は健康保険証を本人確認書類として使用できない場合があります。マイナ保険証(マイナンバーカードと保険証を一体化したもの)への移行が進んでいるためです。
「健康保険証を本人確認書類にしようと思っていた」という方は、マイナンバーカードの取得を検討するか、パスポート・住民基本台帳カード等の別の顔写真付き書類を準備してください。詳細は各金融機関の公式サイトでご確認ください。
マイナンバーカード1枚で申込できる主要サービス
マイナンバーカードを本人確認書類として使用してカードローンに申込できる主要サービスを紹介します。各社で本人確認の方法・手順が異なるため、自分に合ったサービスを選んでください。なお審査通過を保証するものではなく、詳細な申込条件は各公式サイトでご確認ください。
プロミス
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 貸付利率(実質年率) | 年2.5〜18.0% |
| 融資時間 | 最短3分(※) |
| 本人確認方法 | 「金融機関でかんたん本人確認」または「アプリでかんたん本人確認」 |
| マイナンバーカード対応 | ○(1点のみで可) |
| Web完結・カードレス | 対応 |
プロミスは「金融機関でかんたん本人確認」と「アプリでかんたん本人確認」のいずれかの方法でマイナンバーカードを使用した本人確認が可能です。スマートフォンからオンラインで申込が完結するため、運転免許証がなくても手続きをスムーズに進められます。
※申込の状況や審査によっては希望に添えない場合があります。
アコム
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 貸付利率(実質年率) | 年3.0〜18.0% |
| 融資時間 | 最短20分(※) |
| 本人確認方法 | スマホアプリ・Webどちらでもマイナンバーカード提出可 |
| マイナンバーカード対応 | ○(1点のみで可) |
| Web完結・カードレス | 対応 |
アコムはスマホアプリ・Webどちらの申込方法でもマイナンバーカードを本人確認書類として提出できます。顔写真付きのマイナンバーカード1点のみで本人確認が完了するため、運転免許証がない方にも対応しています。
※お申込の時間帯によっては翌日以降の対応となる場合があります。
アイフル
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 貸付利率(実質年率) | 年3.0〜18.0% |
| 融資時間 | 最短18分(※) |
| 本人確認方法 | マイナンバーカード提出可・「銀行口座で本人確認」ならカード不要の場合も |
| マイナンバーカード対応 | ○ |
| Web完結・カードレス | 対応 |
アイフルはマイナンバーカードを本人確認書類として使用できます。また「銀行口座で本人確認」を選択した場合は、マイナンバーカードを提出せずに申込できる場合もあります。自分の状況に合った本人確認方法を選んでください。
※審査の状況によっては即日融資に対応できない場合があります。
レイク
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 貸付利率(実質年率) | 年4.5〜18.0% |
| 融資時間 | 最短15分(※) |
| 無利息期間 | 60日間または365日間(条件あり) |
| マイナンバーカード対応 | ○(Web完結・自動契約機でマイナンバーカード1点で可) |
| Web完結・カードレス | 対応 |
レイクはWeb完結または自動契約機での契約時に、マイナンバーカード1点のみで申込が可能です。運転免許証をお持ちでない方でもスムーズに手続きできます。無利息期間(60日間または365日間)が設定されており、短期間での返済を見込む場合は利息負担を抑えられる可能性があります。
※審査の結果によっては即日融資に対応できない場合があります。
SMBCモビット
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 貸付利率(実質年率) | 年3.0〜18.0% |
| 融資時間 | 最短即日(※) |
| マイナンバーカード対応 | ○(Web申込対応) |
| Web完結・カードレス | 対応 |
SMBCモビットはWeb申込時にマイナンバーカードを本人確認書類として使用できます。三井住友フィナンシャルグループが運営する信頼性の高いサービスです。
バンクイック(三菱UFJ銀行カードローン)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 貸付利率(実質年率) | 年1.8〜14.6% |
| マイナンバーカード対応 | ○(「オンライン本人確認」ならマイナンバーカード1点で申込可能) |
| 総量規制 | 対象外(銀行法適用) |
| 金利水準 | 消費者金融より低め |
バンクイックは「オンライン本人確認」を選択した場合、マイナンバーカード1点のみで申込が可能です。銀行系カードローンのため消費者金融より金利が低い傾向があります。ただし審査に数日かかる場合がある点は事前に把握しておきましょう。
マイナンバーカードを使った申込手順

マイナンバーカードを本人確認書類として使用してカードローンに申込む際の一般的な流れを解説します。各社で細部は異なりますが、基本的な流れは共通しています。
オンライン申込での本人確認の流れ
スマートフォンからオンラインで申込む場合の一般的な流れは以下の通りです。
- 公式サイトまたはアプリから申込フォームを開く
- 氏名・住所・生年月日・収入・勤務先等の必要情報を入力する
- 本人確認書類の選択画面でマイナンバーカードを選択する
- マイナンバーカードの表面(顔写真面)をスマートフォンのカメラで撮影してアップロードする
- 本人確認書類の確認が完了次第、審査が開始される
- 審査結果の通知を待つ
マイナンバーカードを撮影する際は、カード表面(顔写真が記載されている面)のみを撮影します。裏面(個人番号が記載されている面)を撮影・提出する必要はありません。各社の申込フォームの指示に従って手続きを進めてください。
マイナンバーカードのICチップを使った本人確認
一部のサービスでは、マイナンバーカードのICチップをスマートフォンにかざして本人確認を行う方法(NFC読み取り)に対応しています。
ICチップを使った本人確認は、画像の撮影・アップロードと比べてより確実に本人情報を読み取れるため、本人確認書類の確認がスムーズに完了する場合があります。LINEポケットマネー等がこの方法に対応しています。お使いのスマートフォンがNFC(近距離無線通信)に対応している場合は、この方法を選択するとスムーズです。
収入証明書が別途必要になる場合
マイナンバーカードで本人確認が完了しても、以下の条件に該当する場合は収入証明書類の別途提出が必要になります。
- 申込額(または増額後の限度額)が50万円を超える場合
- 他社を含む借入合計が100万円を超える場合
収入証明書として認められる書類は主に給与明細(直近1〜3ヶ月分)・源泉徴収票・確定申告書等です。これらを事前に準備しておくと手続きがスムーズに進みます。
マイナンバーカードでの融資に関するよくある質問

マイナンバーカードを提出すると審査に不利になりますか?
なりません。マイナンバーカードを本人確認書類として提出することは審査結果に影響しません。審査で評価されるのは申込者の収入・返済能力・信用情報・他社借入状況等であり、本人確認書類の種類は関係ありません。「マイナンバーカードを使うと借金状況が紐付けられる」という誤解がありますが、本人確認として使用されるのは氏名・住所・生年月日・顔写真の情報のみで、12桁の個人番号は収集されません。
通知カードでもカードローンに申込できますか?
できません。通知カード(紙製・顔写真なし)は顔写真付きの本人確認書類ではないため、カードローン申込時の本人確認書類として使用できません。通知カードしか持っていない場合は、マイナンバーカード(個人番号カード)を市区町村窓口またはスマートフォンから申請して取得するか、パスポート等の別の顔写真付き本人確認書類を用意してください。
マイナンバーカードの裏面(番号面)も提出が必要ですか?
不要です。カードローン申込時の本人確認で提出するのはマイナンバーカードの表面(顔写真面)のみです。裏面に記載されている12桁の個人番号を金融機関に提出・開示する必要はありません。各社の申込フォームでもカード表面の撮影・アップロードのみが求められます。
健康保険証は本人確認書類として使えますか?
2025年12月2日以降は、健康保険証を本人確認書類として使用できない場合があります。マイナ保険証(マイナンバーカードと保険証を一体化)への移行が進んでいるためです。詳細は各金融機関の公式サイトでご確認ください。健康保険証の代わりとして、マイナンバーカード・パスポート等の顔写真付き書類を準備することをお勧めします。
マイナンバーカードを持っていない場合、どうすればいいですか?
マイナンバーカードを取得するか、パスポート・住民基本台帳カード(顔写真付き)等の別の顔写真付き本人確認書類を用意してください。マイナンバーカードの申請は市区町村の窓口またはスマートフォン・パソコンからオンラインで行えます。申請から受け取りまで数週間かかる場合があるため、急ぎの場合はパスポート等の別書類を活用してください。
まとめ
マイナンバーカードでお金を借りる方法について解説してきました。最後に要点を整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| マイナンバーカード(顔写真付き) | ◎ 本人確認書類として1点のみで使用可能 |
| 通知カード(顔写真なし) | × 本人確認書類として使用不可 |
| 個人番号(12桁)の提出 | 不要・収集されない・審査に影響しない |
| 健康保険証 | 2025年12月以降は使用できない場合あり |
| 対応サービス例 | プロミス・アコム・アイフル・レイク・SMBCモビット・バンクイック等 |
| 収入証明書が必要な場合 | 申込額50万円超または他社含む合計100万円超の場合 |
マイナンバーカードは運転免許証と同様に、カードローン申込時の本人確認書類として1点のみで使用できます。「12桁の個人番号が収集される」「審査に不利になる」という心配は不要です。運転免許証をお持ちでない方や、マイナンバーカードしか手元にない方も、主要な消費者金融・銀行系カードローンへの申込が可能です。
ただし通知カードは使用不可・健康保険証は2025年12月以降使用できない場合がある点には注意が必要です。申込前に各公式サイトで最新の本人確認書類の要件を確認した上で手続きを進めてください。
カードローンはご自身の返済能力の範囲内でご利用ください。借入前に必ず返済計画を立て、生活費や将来の支出を考慮した上で判断してください。
本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定のサービスへの申込を推奨するものではありません。記載している申込条件・本人確認書類の要件・金利等は2026年5月時点の調査に基づくものであり、変更される場合があります。ご利用前は必ず各公式サイトで最新情報をご確認ください。


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